大正から昭和初期の大阪道頓堀。
カフェ「楼蘭」では若き川柳作家の岸本水府と仲間が川柳談義に気炎を上げていた。
そんな水府らを温かな目で見守る「楼蘭」の女主人マダム麗子。
麗子の妹、真澄は松竹楽劇部のレビューガールで水府とも顔なじみだった。
ある日、水府に松竹楽劇部から「春のおどり」の主題歌作詞の依頼が届く。
一度は自信がないからと断る水府だが、麗子と真澄に励まされ水府の心にも春が訪れる…
SKD、OSK日本歌劇団のテーマソング「桜咲く国」の誕生秘話を元OSKトップスター桜花昇ぼるほか、OSKOG出演でお届けするどこか懐かしい、そして新しいミュージカル。